「ロゼと黄昏の古城」,何者かが遺した“研究日誌”の一部や“古城”の概要など新情報が公開。古城が色と時間を失った原因とは
日本一ソフトウェアは本日(2016年4月21日),4月26日に発売する「ロゼと黄昏の古城」について,“研究日誌”の一部や,古城の概要などを公開した。
研究日誌は,物語中でロゼが発見する断片的な覚え書き。ロゼと同様,茨に呪われて不死となった人物が書き残したものらしい。
古城は,本作の舞台となっている巨大な廃墟だ。かつては栄えていたようだが,色と時間を失っているうえ荒れ果てている。また,人を襲う甲冑や巨大な食虫植物など,さまざまな脅威が潜んでいる。
Keyword
いばらの研究日誌03
茨に呪われたものは、吸色の力をある程度コントロールすることができる。
狙ったものから色を吸うこともできるし、逆に”色のないもの”に色を与えることもできる。
色を与えられたものは、時を取り戻す。まるで時を失っていたことなどなかったかのように、時を失う前の動きを再開する。
色を吸い取り、色のないものに与える力…これは一体なんのためにある力なのだろうか…
いばらの研究日誌05
最近の私は死ぬことを繰り返している。はじめは恐ろしかったが、だんだんと慣れてきた。
茨の力を使って死ぬ方法も編み出した。自分の血に茨の力で働きかけるのだ。
働きかける意志が強ければ強いほど、私の血と、茨は反応する。繰り返し死んでみてわかったがどうやら私は不死らしい。
死んでも死んでも、あの場所で蘇る。あの場所には、いつも不思議な光を放つ蕾がある。
あれが死んだ私を作りなおしているのだろうか…
まるで、破れた衣服を繕うように。壊れた玩具を、無理やり修復するかのように。何度も何度も…
ロゼと黄昏の古城 ロゼと黄昏の古城
System
ゲーム概要
気が付けばそこは、“時間(いろ)”のないお城でした――
主人公“ロゼ”が目覚めたのは、色と時間を失い、廃墟となってしまった古城。不気味な静けさに包まれた“黄昏の古城”に一人取り残された少女は、不安を抱えながら、この謎の古城の探索を始めます。
その先に、少女が何を見て、どのような運命をたどるのか――それはまだ誰も知りません……
ロゼと黄昏の古城 ロゼと黄昏の古城
ロゼと巨人の力
茨の力 ―ロゼの力―
廃墟を進むロゼはあることに気づきます。それは、この色と時間を失ったはずの古城の中で、唯一“赤いもの”だけに時間が流れているということ。
そして、ロゼの背中に生えた大きな茨には、この“赤(血の力)”を奪い、他のものに移し替える力があるということでした。ものの時間を操るこの力を頼りに、少女は古城を進みます。
血の力を奪い、与える“茨の力”。なぜロゼがそんな力を持っているのか、そもそもこの茨はなんなのか、その秘密は古城に隠されています。
ロゼと黄昏の古城
怪力 ―巨人の力―
古城の奥深くでロゼは奇妙なものに出会います。それは崩れた壁からはみだしていた大きなぐるぐる。巨人をよみがえらせたロゼは、彼と一緒に古城の探索を始めます。
持ち前の巨体を活かした怪力でがれきをどかしたり、頑丈な体で茨の中を突き進んだりと、彼の力は非力なロゼにとって、非常に大きな助けとなるでしょう。
時にはロゼから離れ、巨人1人で行動することも。か弱いロゼに代わって先へ進み、道を切り開きます。
ロゼと黄昏の古城
ギミック
行く手を阻む、多様な仕掛け
古城を進む、ロゼと巨人。少女たちは古城に仕掛けられた様々な仕掛けを見つけます。
ものを遠くまで飛ばす投石器や襲いくる不気味な甲冑、果ては巨大な食虫植物まで……多種多様な仕掛けがロゼの行く手を阻みます。二人は時にそれを避け、時にそれを利用しながら先へ進みます。
ギミックは危険なものばかりではありません。その特徴を理解し、利用することも大切です。
ロゼと黄昏の古城
ギミックはステージに設置されているものばかりではなく、中には、ロゼ自身が持ち運ぶことができるものも。巨人と違い、非力なロゼですが、軽い物なら自分で持ち運ぶことができます。
茨の絡まったジョウロは、血の力を液体にして出すことのできる不思議なアイテム。時を失った植物にこの液体を与えると…?
ロゼと黄昏の古城 ロゼと黄昏の古城
血の記憶
血に秘められた、古城の過去―――
ロゼと黄昏の古城 先へ進むため、ロゼはやむなく人の血から赤を吸い取ることになります。突如として、目の前に見える真っ赤な光景――それは、その血に秘められた過去の記憶でした。
なぜ古城は色と時間を失ってしまったのか? なぜロゼの背中に呪いの茨があるのか? 血に秘められた記憶により、古城の過去が少しずつ紐解かれていきます。
茨に襲われ、必死に抵抗する少女。しかし、いくら抵抗しても、その茨から解放される様子はありません。
ロゼと黄昏の古城
血の封印
茨に魅入られ、少女は血を捧げる――
数々の仕掛けを乗り越え、二人がたどり着いた先にあったのは、大きな扉とそれを封じるように絡み付く茨でした。
そして、その封印の上には恐ろしい拷問器具――
「血を捧げよ…」
不気味な声が少女に決断を迫ります。
ロゼと黄昏の古城 ロゼと黄昏の古城
Stage
地下牢
古城の奥深く。ロゼが目覚めたこの地下牢は罪人を戒めるだけでなく薄暗い秘密も抱えている。
ロゼと黄昏の古城
中庭
かつては壮麗な中庭も茨に荒らされ異形の楽園と変わり果てた。
ロゼと黄昏の古城
図書館
この地の知識と歴史を集めた書庫を守る老いた巨体の司書がいた。ロゼ思いの心優しい司書は変わり果てた姿でロゼと対面を果たすことになる。
コメント